アモの冒険記

スペイン語圏在住の海外ブロガー。アジア・ヨーロッパ・アメリカ圏など15か国に滞在。日本と海外生活、語学など、気になることを徒然なるままに。

海外在住ブロガーが考える日本の労働環境の違和感

日本の過労死や労働問題が世界から見てどう見えるか?

海外生活をして客観的に気づき始めた

日本の労働環境の違和感を3つあげたいと思います。

 

1.お酒文化

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はっきり言って、お酒の席が労働時間の一部もしくは延長として、

一般化している点は疑ったがいい。

 

海外の友人からの質問に、飲み会の存在意義を考えるきっかけがあった。

「何で飲み会が必要なの?

酒を飲まないと本音を言えないなんて、

アルコール中毒か何か?」

 

なぜお酒の席でしか本音が言えないのか?

交流する、コミュニケーションをとる機会だ、

といいながらなぜそれが会社でなく

お酒の席でしかできないのか?

 

大事な話、本音なら仕事に関わるのであれば、

本人と話しあって解決することを優先すべきでないのか?

 

飲み会がまるで会社の一部として機能していることを

当たり前だと考えないでほしい。

お酒が飲めない人にも、この文化を強要できるか?

飲み会をしないで、家庭や自分の時間を大切にする選択肢はなぜ与えられないのか?

 

歓送迎会、祝賀会などイベントといってお酒の席が一般化しているのは、

なかなか大事なことが本音で言えない日本の文化の一部であるような気もする。

ただ、当たり前のように参加を「ほぼ強要」していることになっていること、

なかなか断れない雰囲気である部分は、見直してほしいと思う。

 

 

2.残業・長時間労働の文化

Togetterでも話題になった過労死「Karoshi」

多くの海外の人にとっては、「働きすぎて死ぬ」という選択肢が理解できない。

togetter.com

 

でも、日本の大半の一般企業で働いていればわかるように、

「残業をしないで帰る」という選択肢は、日本の労働環境ではなかなか許されれない。

上や同僚が残業をしているから、残業せざるを得ないのである。

 

長時間労働をして追い込まれた経験があるがある人ならわかると思うが

毎日深夜まで働き、家に帰ってほぼ倒れこむように寝るだけの生活をしていれば

「会社で働かない=死ぬ」という選択肢が浮かび上がってくる。

 

なぜか・・・?

転職する時間もなければ、満足に好きなものを食べたり、

友人や家族と幸せな時間をすごしたりすることができない。

思考回路が完全にショートした状態で、まるでロボットのように働き続ける生活。

普通の人間の感覚を失っているのである。

 

自分を殺して、組織、会社のために働く姿は、

国のために自分の命を犠牲にして、亡くなった特攻隊たちのようである。

 

電通NHKなど他大企業でも過労死で亡くなる人たちが話題になるたびに、

組織や企業のために自分を殺し続け、生活を犠牲にして働き続けることが幸せなのか?

と疑問に思う。

 

少しでも多くの人がこの働き方に疑いをもって、今後は日本で長時間労働を変えていく、変えていきたいという社会の意見が増えていけばいいと願っている。

 

 

3.男女格差

日本の男女格差は世界的に見ても遅れている。

事実、世界各国の男女平等ランキングとも呼ばれる「ジェンダー・ギャップ指数」2016年度版によると、日本の順位は調査対象144カ国のうち111位だった。

 

社会的に見ても遅れている状況は、企業比較でも同様である。

日本の女性管理職の比率は、係長10.8%、課長5.8%、部長3.7%(2006年厚生労働省調査)と低く、他の先進国と比べてもフィリピン57.8%、アメリカ42.5%、ドイツ・オーストリア37.3%、イギリス34.5%、に対し、日本は8.2%である。(2005年ILO統計)

 

海外に出ると、社会で働く女性比率の多さとともに、

日本の女性進出がいかに遅れているのか実感する。

 

人的資源管理の分野で、グラスシーリング(ガラスの天井)という

昇進が人種や性差別によって見えない天井で阻まれているという言葉がある。

 

上に女性が少ない環境、出産などによってキャリアを一時断念せざるを得ない状況、

日本の女性にとっては、既に「見えている天井」である。

なぜ女性だけで考えないといけない問題なのか?

家族の問題なのだから、夫や父親である男性も考えるべき問題なのではないか?

 

男は家庭に関わらないといったような、男尊女卑の考え方が見え隠れしてならない。

女性はもちろん、男性にも自分ごととして捉えてほしいし、

世界的に見ても遅れている環境であることを認識していってほしい。

 

 

上記は、必ずしもすべての会社に当てはまるわけではないと思うが、

日本の労働環境は、海外から見てどう違うのか?

自分の働き方を客観的に考えるきっかけになればと思う。

 

【スペイン語オンライン学習】料金プラン比較①

annie-jpn.hatenablog.com


過去記事にて、DELEの概要を説明した通り、

スペイン語試験のDELEは、スピーキングが入ってくるので

受験前に試験傾向に慣れておく必要があります。

 

ただ、過去問や問題集を買ったところで、

スピーキングの部分だけは、会話を練習しないとなので、

逆立ちしても、1人ではできません。

直接、ネイティブの人と練習する必要があります。

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スペイン語学習で、ネイティブと会話練習したいと考えている人へ。

現在、日本人がSkypeを使ってオンラインで勉強するには、

2つのサービスがあります。

 

スパニッシモと、②スパニッシュオンラインです。

どちらもスペイン語ネイティブの先生から、

スペイン語Skypeで勉強するサービスです。

 

今回は両サービスを6か月以上使ってみた筆者が、

その違いについて説明します。

今回は、料金についてフォーカスしてみたいと思います。

 

1.料金について

 スパニッシモスパニッシュオンラインともに

料金プラン内容が異なるため、

今回は比較ができるように25分あたりの料金を算出しました。

 

まずは、スパニッシモのプランについて説明します。

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たとえば、上図の通り、スパニッシモは回数制のプランで運営されています。

月の受講回数は、6回、12回、20回のプラン(1回につき50分授業)

に分かれています。

各月の回数の繰り越しはできません。

 

スパニッシモのデメリット:

各月ごとに繁忙期が読めない人には、

授業の繰り越しできない点はネックになりますね。

 

急な仕事などが入ってしまった時、最後の週の予約で苦労して

結局、授業を受けられないこともあったりします。

 

スパニッシモのメリット:

回数が多い20回になると25分あたりの料金は安くなります。

文法を集中して強化したい場合(毎週5回×50分のクラスを受けられる)

かつ、スパニッシモの先生・テキストの方が気に入れば、

スパニッシモで文法を強化するのがいいかもしれません。

 

スパニッシモのいいところは、オリジナルのテキストをもっていて

文法の活用について、練習問題や長文読解などを取り込みながら

何度も活用の学習ができるところです。

 

動詞の活用が多いスペイン語文法を徹底的に、

実践で何度も使いながら強化したい場合はオススメです。

 

 

一方で、スパニッシュオンラインは、

ポイントを購入して、消費していくプランを採用しています。

次月への繰り越しは可能です。

 

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先生は、国籍や教えるレベル、日本語ができるかどうかによって、

10ポイントから25ポイントまで幅広いです。

 

たとえば、ポイントは以下のようにわかれています。

グアテマラの先生10~15ポイント< メキシコ・スペインの先生16~20ポイント< スペインの先生で日本語が話せる先生25ポイント

となっています。

 

ただ初心者で、文法強化に比重を置くのであれば、

国の特別なこだわりがない限り、

10ポイント~16ポイントの先生で十分な印象です。

 

SO(スパニッシュオンライン)のデメリット:

文法を勉強したい場合は、

市販のテキストを購入しないといけないのがネックになります。

スパニッシモは無料で文法学習のテキストがついていたので。

 

SOのメリット:

1番ポイントの低いグアテマラの先生で10ポイントの先生がいるので

最大で、月に10回の受講が可能です。

30分という短いクラスなので、空き時間を使って受講しやすいです。

DELEの傾向を知っている先生が多く、試験対策ができる◎

 

 

結論:

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料金プランで見ると、

月4時間10分もしくは、月8時間20分の学習であれば、

スパニッシュオンラインがお得!

30分の授業は予約しやすく、こまめに学習する癖がつく。

 

※毎週5回×50分のクラスを受けられるのであれば、スパニッシモがお得!

 ですが、個人的に社会人の場合で、

 週末のみを勉強時間として考えると、無理ゲーな気がしてなりません。

 

 

次回は、気になる2つのサービスのさらなる比較をしていきたいと思います。

 

 各サービスのリンクは、下記のとおりです。

www.spani-simo.com

 

spanish-online.jp

DELEの受験期はこちらから

annie-jpn.hatenablog.com

【語学学習】HelloTalk 無料で外国語の文章を添削してくれるアプリ

Talk最近、作文の練習用に使っているのがHelloTalkという

国語学習用のアプリです。

 

英語、スペイン語、中国語など、100以上の言語に対応!(2017年8月時点)

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自分で文章をつくっても、

添削してくれるネイティブの友達がいない!

いても、なかなか見直してもらう時間がない!

という人に、HelloTalkはオススメです。

 

英語試験のTOEFLや、スペイン語試験のDELEなど

自分の意見を正確にアウトプットする練習になります。

 

主な使い方は、自分の学習言語で2、3行くらいのプチ日記を書いたり

気になることなどのコメントを投稿します。

 たとえば、写真付きでこんな感じ↓

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※自分が投稿するときは、日本語を付けてもつけなくても

 添削はついてきます。

 

 

言語にもよると思いますが、

スペイン語の場合は、投稿してから5-10分以内くらいには

世界のネイティブから添削やコメントが入ります。

 

感覚としては、

日常生活をつぶやくinstagram + 世界に公開してるtwitter

言語学習版みたいな感じですかね~。

 

たとえば通勤の時や、休み時間など

ちょっとしたスキマ時間を使って気軽に投稿できて

無料で添削をしてもらえるので、オススメです!

 

海外の友達をつくりたければ、海外の人とテキストメッセージや

音声メッセージなどもやりとりできるので

使い方は自分次第です☆

 

iPhone用 ダウンロードリンク

HelloTalk ハロー トーク言語交換 学習

HelloTalk ハロー トーク言語交換 学習

  • HELLOTALK FOREIGN LANGUAGE EXCHANGE LEARNING TALK CHAT APP
  • 教育
  • 無料

 Android ダウンロードリンク

play.google.com

 

楽しく言語学習したい!音楽好きの方へオススメ♡

annie-jpn.hatenablog.com

スペイン語の試験DELEについて↓

annie-jpn.hatenablog.com